人生で一番「どん底」だと感じた瞬間は、
何もかもを失ったその日だった。
会社に入り、
一つひとつ仕事を任され、
責任を積み重ね、
取締役になり、
やがて代表取締役社長になった。
社員は70人。
年商は6億円。
毎日、目の前のことを必死でやっていた。
会社を良くするため、
社員を守るため、
地域に必要とされる存在であるために。
——それが、コロナで一瞬にして消えた。
閉店。
会社という「器」がなくなった。
経験は残った。
でも、肩書きが消えた瞬間、
自分は“雇いにくい人間”になっていた。
誰にも言えなかった本音
正直に言う。
無職になったことが、怖かった。
社長だった自分が、
人に「今、何してるの?」と聞かれるのが怖かった。
説明できない自分が、
価値を失ったように感じた。
プライドが邪魔をして、
弱っていることを誰にも言えなかった。
「大丈夫です」
その一言で、全部をごまかしていた。
日々の積み重ねが、一瞬で泡になるという現実
真面目にやっていれば、
努力していれば、
積み上げていけば、
報われると思っていた。
でも現実は違った。
一瞬で、ゼロになった。
これは誰のせいでもない。
でも、現実として確かにそこにあった。
それでも、ブログを書こうと思った理由
この失敗を、
なかったことにしたくなかった。
恥ずかしいし、
情けないし、
できれば忘れたい。
でも——
この経験を
誰かの糧にできるなら
そして
自分自身が、もう一度立ち上がるための記録になるなら
それは、意味のある失敗になる。
だから書く。
格好つけない。
成功談でもない。
今も不安の途中にいる。
それでも、
一つひとつ振り返り、
反省し、
整理し、
もう一度、自分の足で立つために。
今、しんどい人へ
もし今、
- 仕事で失敗した
- 立場を失った
- 自分の価値がわからなくなった
そんな場所にいるなら、
あなたは一人じゃない。
私も、ここにいる。
このブログは、
どん底から這い上がる途中の記録だ。
一緒に、生き延びよう。
一緒に、考えよう。
一緒に、もう一度立とう。
そう思えるように、一緒に。



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